今回、最初の創作となるメインビジュアルには、国内外で活躍されているコラージュアーティストの長尾洋さんを迎えます。

「東京キャラバン in 駒沢 2021」メインビジュアル

アーティストコメント

今回の東京キャラバンのために制作させていただいた作品は、エネルギー溢れる4体の神様が舞台に降臨してくるようなイメージで作りました。過去に出演された方々の写真素材を提供していただいた写真をメインに使い、背景は能楽で使われる五色の段幕からインスピレーションをもらいました。そしてこの六角形のキャンバスの形は、舞台、空間を直方体とした時のシルエットであり、また、六角形は自然界にも沢山見つけることができる代表的な図形でもあります。魂も歓喜させてくれる野田秀樹監修の東京キャラバンをこの作品と共に皆さんと共有できたらと思います。

長尾洋


緻密に組み合わさったコラージュをメインに、アクリル絵具やマーカーなどをカラフルに使った作風が特徴の壁画や広告などのプロジェクトも手がける。海外での生活と自身の先祖にアイヌがいることがきっかけとなり民族学や文化人類学に強い興味を持ち出し、実際にナミビア、モンゴル、メキシコへフィールドワークとして現地住民宅へホームステイをしながら彼ら固有の美意識、文化、生活などを調査もしながら「僕らは未来の先住民」をテーマに制作活動をしている。これまでにSCOPE ART FAIR MIAMI、LA ART SHOW、Swizz Beatz主催の No Commissionなどの国際的なアートフェアやイベント、SEA WALLSやSt+art Indiaなどのアートフェスティバルにも参加。広告の分野でも欧州アシックス、JRA中京競馬場、グラニフ、名古屋パルコ、TOMS、STUDIO APARTMENT、KEYTALK、KITTE名古屋とのコラボレーションなど現在は愛知県を拠点に国内外で活躍中。

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