六本木

東京キャラバンのコンセプトである、「人と人との出会いによる“文化” 創造」を求め、8 月にオリンピック開催中のリオデジャネイロにて現地アーティストらとの“文化混流” を行い、その熱気を携え帰国した東京キャラバン参加アーティストが、9月には日本全国津々浦々にキャラバンし文化サーカスを開催するための最初の第一歩として、震災により甚大な被害を受けた宮城と福島に赴きました。
こうして、リオデジャネイロでの “文化混流” によって生まれた「東京キャラバン in RIO」、そしてブラジルから地球の裏側、日本へ凱旋し、宮城・福島でのワークショップから生まれた「東京キャラバン in 東北」を、2015年の「東京キャラバン ~ プロローグ ~」と融合し、さらに進化した「東京キャラバン in 六本木」として、六本木アートナイト開催中の六本木ヒルズアリーナにて上演しました。

東北(仙台・相馬)

東京キャラバンのコンセプトである、「人と人との出会いによる“文化”創造」をもとめ、日本全国津々浦々にキャラバンし、文化サーカスを開催するための最初の第一歩として、リオデジャネイロからの熱気を携え帰国した東京キャラバン参加アーティストらが、震災により甚大な被害を受けた宮城や福島に赴きました。リオで観客を熱狂させた東京スカパラダイスオーケストラや、2015年の駒沢オリンピック公園での「東京キャラバン~プロローグ~」で観客を幻想の世界にいざなった松たか子ら、東京キャラバンアーティストが、地元の小学生吹奏楽部、ライブぺインター・アーティスト、そして継承が困難な伝統芸能やお祭りの担い手など、それぞれの表現の枠を超えた文化と出会い、交わりながら、新たに生み出される表現を創作するワークショップを行いました。

リオデジャネイロ

地球の裏側からやってきた日本のアーティストたちが、ブラジルで活動するアーティストたちと、ワークショップを行い、音楽、演劇、身体表現、伝統文化など、それぞれの文化が交じりあうことで生まれる、新たな表現を創作しました。東京キャラバンの“文化混流“のコンセプトに共感し、「東京キャラバン」に初参加となる東京スカパラダイスオーケストラや、リオデジャネイロ在住のアーティストArto Lindsay氏の呼びかけにより、ブラジルの多種多様なアーティストらが集い、オリンピックの熱狂に湧くリオデジャネイロで、日本×ブラジルの“文化混流”ワークショップを行いました。

駒沢オリンピック公園

「東京キャラバン」公開ワークショップが、10月8日~10日の3日間にわたり、駒沢オリンピック公園 特設会場(軟式野球場)にて開催されました。 劇作家・演出家・役者である野田秀樹、彫刻家・名和晃平、現代美術家・日比野克彦の呼びかけにより賛同した参加アーティストは総勢32組。「文化とは交通である」をテーマに、6つのワークショップを行い、2016年の夏から本格始動する「東京キャラバン」の可能性を探りました。最終日10日の日没後には、ワークショップの総まとめとなる「ショーケース」を開催。「交わる」「旅」「交通」 といったモチーフで、現代アートや音楽、ファッションから地域に受け継がれてきた伝統文化、能楽まで新旧が交わるコラボレーションを約1200名の観客に披露しました。